レディオ湘南FM83.1

藤沢市広報番組 ハミングふじさわ 【 おいしい藤沢産 】月曜日~金曜日 10:00~10:30/19:00~19:30(再)

12月26日(木)

・取 材 先:「まめっぱ農園」冨岡 義さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回の「おいしい藤沢産」は、藤沢市内で新たに農業を始められた新規就農者、「まめっぱ農園」の冨岡さんにお話を伺ってきました。
冨岡さんは、現在26歳の若手農家さんです。学生時代から農家でアルバイトを経験され、社会人として野菜を扱ってきた中で、以前から就農を思い描いていたそうです。そして、今年3月に就農されました。

「まめっぱ農園」さんの畑は、今回お邪魔した用田の作業場の他、葛原、菖蒲沢、遠藤にもあります。この時期は、白菜やブロッコリー、にんじん、ほうれん草などを栽培されています。今年は台風15号、19号の影響を受け、その対応に追われたり、降水量も多く病気に悩まされたりと大変なことが続いたそうです。それでも、現在、順調に収穫できているとのことです。
冨岡さんの作る野菜は、市内ではファミリーレストランなど飲食店や、小学校給食の食材として扱われています。

<旬の野菜>
特にオススメな野菜として、白菜とニンジンを温かい鍋に入れてぜひ食べてほしい!とご紹介いただきました。私たちも、普段の食事から、野菜をたくさんとるように心掛けることで、市内で頑張る農家さんを応援することができますよね。白菜、ニンジンなど、野菜をたくさん食べましょう!

ちなみに、現在、冨岡さんは、温かい鍋を一緒に食べられるパートナーを大募集中とのことです。活力あふれる若手農家さん、とてもステキな方でした。

12月19日(木)

・取 材 先:「新将丸」
・リポーター:原田ちえこ
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江の島沖で漁業を営む、「新将丸」の畑中さんにお話を伺ってきました。
畑中さんが漁業を始めたのは今から22年前程前。当時、漁の競争も激しい中で、畑中さんが注目をしたのがヌタウナギでした。江の島界隈でヌタウナギの漁を専門にしている船は、他にはないそうです。

私は、今回、初めてヌタウナギという生物を知りました。
どうしても実物を見て見たかったので、畑中さんにお願いをして、船で当日獲ったばかりのヌタウナギを見せていただきました。口元にはヒゲがあり、顔やニョロニョロとした動きはまるでドジョウのよう。ただ長さがドジョウよりも長く、大きい物は40センチ程あります。海水から顔を出して、鯉のように口をパクパクすると、結構鋭い歯が見えました。稀に噛まれることがあって、その時は結構痛みがあるそうです。そのぐらいしっかりした歯です。ウナギという名称が付いていますが、見た目はウナギとは全く別の生き物でした。

ヌタウナギは、国内では東北地方や韓国で食べられている食材です。韓国では滋養強壮剤と言われる程、健康食材として親しまれています。食べると肌がきれいになるとも言われていて、特に女性に人気があるそうです。(残念ながら、現在藤沢市内でヌタウナギを扱う飲食店はありません。興味がある方は、新大久保駅周辺の韓国料理店で探してみてください。)

今回、お話を伺った中で、畑中さんが、「小さいヌタウナギや魚は資源保護のために海に返す」と仰っていたことが特に印象に残りました。海の変化を日々感じながら、海と生き物のことを一番に考えていらっしゃる、かっこいい漁師さんの姿がありました。

新将丸
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/enoshimaanago/

12月12日(木)

・取 材 先:「長谷部農園」
・リポーター:原田ちえこ
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藤沢市打戻にある「長谷部農園」さんの畑に行って来ました!
新規就農者として2年目を迎えられた長谷部さんは、もともとサラリーマンとしてお仕事をされていたそうです。整理整頓された畑は、例えば、物を置く位置や導線など、効率的に動けるように工夫されています。会社員時代に生産管理などもされていたということで、これまで培ってきた経験が大いに生かされている畑でした。

<これからが旬のイチゴ>
現在、ハウスの中で栽培の真っ最中なのはイチゴです。品種は2種類で、1つは、甘みと酸味のバランスが良くておいしい「紅ほっぺ」。もう1つは、色鮮やかで甘みがり、風味豊かな「よつぼし」です。どちらも人気の品種です。
気になる現在の様子・・・イチゴが赤く色づいて、だいぶ大きくなっているようです。「クリスマス前には出荷できそう」という事です。
長谷部農園さんのイチゴは、出荷が始まれば、亀井野にある「JA湘南 わいわい市藤沢店」に並びます。1粒1粒丁寧に栽培された、朝どれの新鮮なイチゴです。

<今後の展望>
もっとイチゴの生産量を増やして、将来的には、イチゴ狩りにも挑戦してみたい!とのことです。誰もが気軽に立ち寄れるような農園を目指していらっしゃいます。楽しみが広がります!

長谷部農園さんのイチゴの様子は、随時Facebookでチェックされてみてください。

12月5日(木)

・取 材 先:「はなまるグリーン」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市西俣野にある畑にお邪魔して、今年の春、4月から農業をスタートされた新規就農者、「はなまるグリーン」の本城さんにお話を伺いました。
本城さんは、現在市内の2か所の畑で農業に励まれています。今回お訪ねした畑では、この時期、ブロッコリー(約2000株)がぐんぐん成長しているところでした。葉に包まれたその中をのぞくと、1つ1つとても大きくて、緑色がとてもきれいなブロッコリーでした。その他に、カブやホウレンソウも栽培されています。
もう1つの畑ではキャベツを栽培中ということで、そのキャベツを見せていただきました。ずっしり大きくて、とても立派でした。見た目の大きさ、形にこだわっているというお話がありましたが、その言葉どおりに野菜ができあがっていました。
市内の亀井野にある「JA湘南 わいわい市藤沢店」 または、片瀬にある「ヤオコー藤沢片瀬店」で、ぜひ直接野菜を手にとってご覧ください。

新規就農者さんということで、まだまだ農業のための設備、備品が整っていないようです。
只今、「はなまるグリーン」さんでは、乗用トラクターをお探しとのことです。「もし使っていない乗用トラクターをお持ちの方がいましたら、ぜひお安くお譲りいただきたい」とのメッセージを預かっています。繋がりや応援の輪が広がると良いなと思います。

11月28日(木)

・取 材 先:有限会社NORMA「ふじさわ生豚」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢育ちの豚で作られた、「ふじさわ生豚(生ハム)」をご紹介しました。
製造元のNORMAさんと言えば、藤沢産の「鵠沼魚醤」の製造もされている会社です。そのNORMAさんから、新たなオリジナル商品ということで、2015年より「ふじさわ生ハム」の販売がスタートしました。
生ハムを製造している工場の場所は、藤沢市打戻です。打戻エリアは、周辺に養豚農家が多いということで、育った環境と近い場所と同じ風土で生ハムを製造することができるのだそうです。
特徴としては、豚のもも肉と塩のみを使用して、じっくりと最低でも16カ月熟成させていること。大事なカビづけの工程にも藤沢の風土が大事ということでした。

<味わいは?>
高橋さんが仰っていた通り、噛めば噛むほど、どんどん味が深くなります。ずっと口の中で噛んでいたい!と思うような生ハムで、これまで食べたものとは全然違いました!

「ふじさわ生豚」を食べてみたいと思われた方へ
お土産やご自宅用としては、100グラム前後の大きさのブロックで、藤沢駅構内にある「湘南藤沢スーべニールズ」で販売があります。クリスマスパーティーや年末年始の手土産として、「自分の住む藤沢のものだよ」と言って贈るのもオススメです。
来月にはイベント出店もあります。12月21日(土)と22日(日)に、湘南T-SITEで開催される「湘南マルケッタ」に出店を予定されています。ここでは、試食もできるそうですから、ぜひお立ち寄りください。
藤沢産の「ふじさわ生ハム」、ぜひ皆さんにも味わっていただきたい一品でした。

ふじさわ生豚
http://norma2003.com/

11月21日(木)

・取 材 先:「WATATSUMI」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢産利用推進店のお店より、「WATATSUMI」(ワタツミ)さんにお邪魔してきました。
お店の場所は、江の島の片瀬東浜の目の前、国道134号沿いです。白い清潔感のある建物でカフェを思わすような作りになっています。
2014年の8月にOPENして、今年で5年目を迎えられています。開店される以前から、とにかく食材にこだわり、ご夫婦お二人で、藤沢や茅ヶ崎、神奈川県内の美味しいものを、探し回られたそうです。そこで出会った自信を持って提供できる食材のみを扱われています。

藤沢産食材&神奈川県産食材は?
「生しらす」は近くの浜野水産さんから仕入れています。生しらすは、海鮮丼にのせていただきます。そして、その海鮮丼に乗る鮮魚も、その日の漁によって内容は変わりますが、朝どれの相模湾の魚も入ってきます。
この海鮮丼のシメとしてオススメなのが“卵かけご飯”です。卵は、三浦より仕入れている地卵で、成分や味が違う3種類から選ぶことができます。
他にも、茅ヶ崎の齋藤牧場さんで育った、希少な牛肉「ちがさき牛」も扱っています。ジューシーで旨みがあり、他の牛肉とは全く味が違います!とのことです。
また、調理をされるご主人は、お料理の彩りも大切にされています。例えば、大根のツマにしても、紫や赤い大根を探し求めて、三浦まで買い付けに行かれているそうです。

ぜひ、厳選された食材で作られたお料理をご堪能ください。

WATATSUMI
住所 藤沢市片瀬海岸1-11-15
TEL  0466-53-7400
営業時間:午前11時から午後3時まで(食材がなくなり次第、終了)
お休みは不定休。

11月14日(木)

・取 材 先:「レストラン ジャミン」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢産利用推進店のお店より、「レストラン ジャミン」さんにお邪魔してきました。
お店の場所は、藤沢駅の南側にある「湘南藤沢オーパ」を通り過ぎて、江ノ電の通り沿いです。店内はカウンター席、テーブル席、外にはテラス席がありました。
テラスは、夏場はオープンにしているそうですが、寒くなるとコタツ席になり、カーテンを閉めて個室風にもなるということで特別感があります。
お料理は “無国籍庶民料理”をテーマにされています。オリジナリティがあるお料理は、サーフボード持って各国を訪れたというオーナーシェフの新見さんが、世界や日本中の旅先で食べたものがベースになっているそうです。
そこに日本風なアレンジや工夫を加えて、今のジャミンさんのスタイルになっています。

「ジャミン」さんで扱っている藤沢産食材は?

まずは、野菜です。野菜は、本鵠沼にある「JAさがみ 米ディハウス くげぬま」で朝採れ野菜を仕入れたり、以前よりお付き合いのある獺郷の「ニコニコ農園」さんから無農薬野菜を持ってきてもらったりしています。
どれも、新見さんが自信を持ってオススメできる野菜です。

そして、野菜の他にも、日替わりや週替わり、パーティーメニューでは、相模湾であがった魚介類がいただけるということです。

地元藤沢が好きで、藤沢の美味しい物を使い、藤沢を応援していきたいという想いを、お料理を通して発信していらっしゃいます。一度訪れると、必ずファンになってしまうお店です!
ぜひ、「ジャミン」さんにぜひお立ち寄りください。

レストラン ジャミン
住所 藤沢市鵠沼橘1丁目1-9
TEL  0466-27-0605

11月7日(木)

・取 材 先:「カフェふあもあ」 
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢産利用推進店のお店より、「カフェふあもあ」さんにお邪魔してきました。お店の場所は、小田急線六会日大前駅の東口から徒歩1分程のところです。建物の2階にあります。
お話を伺った加藤さんは、以前は、全く違うジャンルのお仕事をされていたそうですが、新たなチャレンジとして、こちらのお店を始められました。当初は、「六会にちょっとお茶ができるようなお店を作りたい」という構想からスタートされたそうですが、今では特にランチが人気のお店になっています。今月11月後半に、開店2周年を迎えられます。

「カフェふあもあ」さんで扱っている藤沢産食材は、藤沢の“亀井野産”の野菜です。
野菜は、亀井野にある農家さんから直接仕入れたり、「JAさがみ わいわい市藤沢店」に出向いたり、時には自家栽培のレモンを使用したり、お店で使用している野菜は、ほぼ全てが亀井野で育ったものです。
野菜は、一番人気の日替わりメニューの小鉢などでいただくことができます。
例えば、私が試食させていただいた「さつまいものレモン煮」(美味しかったです!)やコールスロー、ブリ大根など、どれも 加藤さん手作りの家庭的なものばかりです。

日替わりランチの他にも、手作りケーキや女子には嬉しい豊富なドリンクなど、そそられるメニューがたくさんありました。
お客様は、女性はもちろんですが、お一人でいらっしゃる男性の方も多いそうです。

お店の営業は、基本はランチタイム、カフェタイムとなりますが、事前のご予約制で夜カフェも営業があります。夜カフェでは、コースメニューやごはんセット、おまかせおつまみ等があるそうです。

カフェふあもあ
住所 藤沢市亀井野1-7-5 2階
TEL  0466-82-7802

10/17-18放送

辻堂青少年会館

今週ご紹介したのは辻堂青少年会館で活動をする
「将棋クラブ」の皆さんでした。

小学生から中学生までの子ども達が対象です。
様々な学校から子どもたちが集まってくる定員20名に対して50名の応募があるような大人気のクラブです。
指導している桜井兼男先生は子ども達に大人気の先生なのだそうです。
縁あって1992年から会社務めをしながら長い間教えて来られました。
元気な子が多く、ワイワイにぎやかな雰囲気で、みんなのびのびと過ごしてるのが印象的でした。

活動日は、原則毎月第1土曜日10:00~12:00
メンバー募集は年度ごとになりますので、
2月頃の広報ふじさわ等をチェックして下さい。

お問い合わせ
辻堂青少年会館
0466-36-3002

10月31日(木)

・取 材 先:「喰楽酒家きあじ」 
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、「喰楽酒家きあじ」さんにお邪魔してきました。
お店の場所は、藤沢駅南口から、スーパーの「OK」方面に進み、左手側の地下1階に下りたところです。藤沢駅から歩いて6分程になります。今年で開店から20周年を迎えられたそうです。
店内には、カウンター席と、テーブル席、掘りごたつになったお座敷の席があります。カウンター席の先には、生け簀があり、潮の香りが漂う店内でした。

「喰楽酒家きあじ」さんで扱っている藤沢産食材は?
まずは、お店の看板メニューとなっている生しらすです。生しらすを用いた人気メニューの1つ、「生しらすの卵焼き」を教えていただきました。特製のダシと生しらす、卵をあえて、ふんわりと焼きあげたものです。そのまま何もつけずにいただくのもオススメですが、大根おろしと食べても美味しいとのことでした。しらすは、釜揚げしらすではなく、生しらすを使うことで、より一層香りが引き立つとのこと。家庭でもチャレンジしてみたい一品です。

そして、もう1つ、豊富に扱っているのが地場産野菜です。「JAさがみ わいわい市藤沢店」に直接出向いて仕入れをされているということで、新鮮な旬の野菜がいただけます。ここからの時期、特に美味しくなってくる大根を使ったお料理も、今後楽しみです。
藤沢の海の幸と野菜が堪能できるお店、「喰楽酒家きあじ」さんにお立ち寄りください。

喰楽酒家きあじ
住所 藤沢市南藤沢6-18
TEL  0466-24-7558
https://kiaji.gorp.jp/

10月24日(木)

・取 材 先:「寿司処 東家」 
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、江ノ島電鉄「江ノ島駅」から、歩いて2,3分程、龍口寺の近くにあるお寿司屋さん、「寿司処 東家」さんを訪ねてきました。
創業して、約109年経つということで、大変歴史あるお寿司屋さんです。
店内は、カウンターが9席と、10人座れるお座敷があります。すごく広いというわけではなく、カウンター越しに板前の近江さんと、近い距離で会話ができる温かみのあるお店になっています。

「寿司処 東家」さんで扱っている藤沢産食材は?
お寿司には欠かせない新鮮な魚です。毎朝、近くにある「浜野水産」さんや片瀬漁港に出向いて、直接仕入れをされています。
目利きで仕入れた魚は、店内の壁に、“一魚一会“と書かれたメニューで紹介されています。日によってあがる魚は変わるので、まさに今日しか出会えない魚が並びます。
そして、もう1つ、江戸前寿司になぞらえて、「江の前」と書いて、江の島で捕れた魚も掲示されていました。この時期、江の前では、かますやカワハギも美味しくなってくるそうです。

なぜ地場産を使っているか?
ここにお店を構えているので、地場産のものを使うというお話でした。とてもシンプルですが、長年培われてきた漁師の方との繋がりあってこそできることです。さらに、魚の良さ、美味しさを本当にご存知だからこそ、自信を持って提供できることだと思いました。

新鮮な魚に合わせて、日本酒好きな店主オススメの地酒もお楽しみいただけます。
ぜひお立ち寄りください。

寿司処 東家
住所 藤沢市片瀬3-14-33
TEL  0466-22-4409

10月17日(木)

・取 材 先:「湘南果樹園」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市遠藤(藤沢ジャンボゴルフのすぐお隣)にある、「湘南果樹園」さんをご紹介しました。

<果物>
湘南果樹園さんでは、年間を通して様々な果物を栽培されています。梨やぶどう、りんご、キュウイ、イチジク、みかんなど、そして、それぞれにいくつかの品種があります。
こうした果物は、果樹園に併設された直売所で販売されます。直売所の営業は、毎年7月下旬頃から9月半ば頃です。その他には、常時ではないそうですが、「JA湘南 わいわい市藤沢店」にも並びます。わいわい市の店頭では、果物に、生産者、「湘南果樹園」と書かれたラベルが貼られていますので、ぜひお手にとって、ご覧になってみてください。

<野菜>
柿の木の根元には、野菜を育てている様子がありました。野菜は、この時期は、カボチャやサツマイモなどが植わっていて、今後出荷を予定しているそうです。柿の木がまだそこまで大きくなっていないため、根元の土にも、太陽光があたるということで、現在はこうして野菜も育てることができるのだそうです。柿の木の下で育った野菜って、なんだか美味しそうです!
畑の肥料には、有機のたい肥や米ヌカなどを用いていらっしゃいます。できるだけ自然のものをというお考えです。

ぜひ、「湘南果樹園」さんの果物、野菜を味わってみてください。

湘南果樹園
TEL  0466-87-5508
https://oishiifujisawa.jp/orchard-etc-menu/shonankajuen-page.html

10月10日(木)

・取 材 先:「いろり庵 鱗」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢産利用推進店に登録されているお店、「いろり庵 鱗(りん)」さんにお邪魔してきました。お店の場所は、藤沢駅の南側、「湘南藤沢OPA」の裏手で、「相鉄フレッサインホテル」の向かいにあるビルの3階です。藤沢駅南口から歩いて2分程になります。

お話を伺った、川又さんは、かつては魚の市場でお仕事をされていたということで、ご自身の経験を活かして、新鮮な魚介類とお酒が楽しめるお店として、今から10年程前にOPENされました。
店名にもある通り、店内中央にどんと構えられた「囲炉裏」が特徴です。囲炉裏は、カウンター越しにあるので、カウンター席では、目の前で焼いているのが見える特等席です。私が、お邪魔したのは、開店の少し前のお時間でしたが、既に囲炉裏ではパチパチと火がおきていて、情緒たっぷりの空間でした。

「いろり庵 鱗」さんでいただける藤沢産食材は?
まずは、新鮮な魚介類です。主に、相模湾であがった魚を仕入れられています。魚は、目の前の囲炉裏で焼いたり、お刺身にしたり、できるだけシンプルな調理方法でいただくのがオススメとのことです。
そして、野菜もたっぷり地場産です。野菜は、お仲間の農家さんから仕入れたり、「JAさがみわいわい市 藤沢店」に川又さんご自身が、週に3回足を運んだり、直接仕入れをされています。

10月以降、サトイモやギンナンなどが特に美味しくなってくる時期だそうです。サトイモは炭火焼きにすると、ホクホク感が増して、柔らかくて最高に美味しい!とオススメいただきました。
ぜひ皆さん、直接お店で味わってみてください。

いろり庵 鱗(りん)
住所 藤沢市南藤沢 23-10 六光会館 3F
TEL 0466-52-4101

10月3日(木)

・取 材 先:「Fika Room」オーナーシェフ おかだ こうじ様
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢産利用推進店に登録されているお店、「Fika Room」さんにお邪魔してきました。
お店の場所は、住所で言うと、茅ヶ崎市堤です。湘南ライフタウンの一角で、藤沢市と茅ヶ崎市の市境に位置しています。
お店の前には駐車場が5台分あります。隣の店舗と共有駐車場になっていますので、空きスペースがあれば利用可能ということです。
Fika Roomさんは、以前は横浜市内でお店をされていたそうですが、今から5年半程前にこの地に移転をされました。

「Fika Room」さんで扱っている藤沢産食材は?
まずは、野菜です。野菜は、お店のすぐ近くにある「社会福祉法人エール湘南」さんで栽培している無農薬野菜を使用されています。実際に、オーナーシェフの岡田さんご自身が、週2回ほど、畑を訪れて野菜を選んでいるということです。そのため、いつも同じ野菜が揃うとは限らないそうですが、季節の旬の野菜をいただくことができます。
その他にも、地場産のお肉があります。豚肉は、地元の養豚場より仕入れる高座豚。そして、茅ヶ崎市芹沢にある斉藤牧場さんで育てられた希少なお肉、ちがさき牛です。ちがさき牛は、牛肉特有の臭みや癖が無く、サッパリと食べられるのが特徴です。シンプルにステーキとしていただくのが美味しいというお話でした。
地元の食材をたっぷりいただくことができるお店です。
ぜひ、「Fika Room」さんにお立寄りください。

Fika Room(フィーカルーム)
住所 神奈川県茅ヶ崎市堤73-5 
TEL 0467-98-1886
http://www.cafe-fika-r.com/

9月26日(木)

・取 材 先:「パン工房 パナケナケ善行本店」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、「パン工房パナケナケ」さんにお邪魔してきました。
お店の場所は、善行駅西口から徒歩1分程のところにあります。目印はお隣の八百屋さんです。

「パン工房パナケナケ」さんで扱っている藤沢産食材は?
まずは、藤沢で栽培された小麦、湘南藤沢小麦です。藤沢産の小麦を使ってオリジナルのパンを作りたいという想いから、その小麦を色々なパンに使ってチャレンジしてみたそうです。何度も試作、そして改良を重ねて、今から3年程前に完成したのが、「湘南藤沢小麦のクイニーメロンパン」です。今では、メロンパンは、お店の看板商品となっています。

その他にも地場産野菜を使用されています。野菜は、お隣の八百屋さんから仕入れをされるということで、季節の野菜をすぐにチェックすることができるんだそうです。例えば、「カレーパン」の中のニンジンとして、また、ここから秋が深まってくるとサツマイモ、10月ハロウィンに向けては、かぼちゃを用いたパンなども並んでくるようです。

ぜひ「パン工房 パナケナケ」さんにお立寄りください。

パン工房 パナケナケ
住所 (善行本店)藤沢市善行1-5-5
TEL 0466-76-6947

9月19日(木)

・取 材 先:「そば処 波利満屋」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市羽鳥にある「そば処 波利満屋」さんを訪ねました。創業66年を迎える老舗のお蕎麦屋さんでは、先代の味を守り、受け継いできた2代目店主が、毎朝手打ちで蕎麦を打ちます。手打ちならではの豊かな香りとコシがある!と評判です。

「波利満屋」さんで扱っている藤沢産食材は?
まずは、野菜です。野菜の仕入れ担当は奥様のゆうこさんがが、「JAさがみ わいわい市藤沢店」に、毎週1回、多いときは2回、仕入れに出向かれます。中でも、薬味として欠かせないネギは、一度に大量に仕入れるということで、周りの方からびっくりされることもあるそうです。
こうした野菜は、天ぷらとして、ナスやピーマン、かぼちゃ、さつまいも、おくら、しそ、みょうがなど、季節毎の野菜を提供されています。丁寧にこだわって揚げている天ぷらは、必ず注文したい一品です。
そして、忘れてはならない野菜が大根ということで、大根おろしにして合わせるオススメメニューを、ご紹介いただきました。
・おくら、高菜、とろろ昆布などが入った「ねばとろ力そば」
・富山湾産の白エビをカリッとあげて散らし、大根おろしと一緒に食べる「白エビチラシそば」

お店では、藤沢産の梅も使用されているそうです。大庭にある農家さんの手作り梅は、塩分控えめで、そばとの相性が良く、スッキリといただけるとのことです。

藤沢産がたっぷりいただけるお店でした。
これからも味を守り、ずっと続いていくお蕎麦屋さんだろうと思います。

そば処 波利満屋
住所 藤沢市羽鳥4-1-46
TEL  0466-36-8819 https://harimaya8819.jimdo.com/

9月12日(木)

・取 材 先:「弁慶果樹園」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、慶応義塾大学 湘南藤沢キャンパスの北側に位置する、「弁慶果樹園」さんを訪ねました。
広さ3ヘクタールという広大なエリアには、たくさんの木々が生い茂り、8月の暑い日だったので、セミも元気に鳴いていました。動物との触れ合いも楽しみの1つで、ポニー、馬、ヤギがいます。
弁慶果樹園さんのテーマである「緑と人と動物」に、果物の美味しさが加わった観光農園です。

<弁慶果樹園さんの栽培の特徴は?>
化学肥料、除草剤は一切使わない点が挙げられます。
少しでも体に良くて、安心なものを味わってほしいという想いから、開園当初から実践されているということでした。

<アクティビティ>
ぶどうのもぎ取りや、この先、9月下旬頃からサツマイモの収穫、10月下旬頃から柿のもぎとり、などを楽しむことができます。また、ぶどうハウスの中でバーベキューを楽しむことができるということで評判を呼び、市内外から多く方が足を運ばれています。
今回、ぶどうハウスで、もぎとり体験をさせてもらいました!自分で選んでハサミで切り落とす作業がとても楽しかったです。高さ約4メートルの位置に葡萄が並ぶ光景も見ていただきたいです。

営業日は、土曜日、日曜日、祝日です。
バーベキュー、もぎ取りなどご来園の際は、事前予約をしてからお越しください。

弁慶果樹園
住所 藤沢市遠藤6190
TEL  0466-48-6660
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~ben-k/

9月5日(木)

・取 材 先:「レストランなんどき牧場」横山 貢様
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢産利用推進店に登録されているお店、「レストランなんどき牧場」さんにお邪魔してきました。お店の場所は、国道1号線の「産業道路入口」交差点から北上し、産業道路沿いの右側にあります。創業当時は、ドライブインとしてスタートし、現在創業50年、長年愛され続けているお店です。

「レストランなんどき牧場」さんで使用されている藤沢産食材は?
たっぷりの野菜です。 野菜は、ランチのバイキングでサラダとして提供されたり、お店の看板商品であるメンチカツ、「茅ヶ崎メンチ」に用いたり、その他、野菜のピクルスとしてオリジナル商品にもなっています。
「茅ヶ崎メンチ」というと、藤沢や茅ケ崎のイベント、お祭りなどで見たことがあるという方も多いと思います。そのイベント出店時の限定メニューとして、トマト入りの「茅ヶ崎メンチ」があります。ミニトマトが丸ごと入ったメンチカツは、トマトの酸味と豚肉100%のメンチが相性抜群です。

そして、もう1つのヒット商品、野菜を用いた「湘南野菜のピクルス」もオススメです。形が整っていないなどの理由でスーパーなどに並ばない規格外の野菜を活用して、季節の旬の野菜をピクルスとして販売されています。「JAさがみ わいわい市藤沢店」や藤沢駅前のショップ「スーベニールズ」などでもお求めいただけます。

「常に食材を無駄にしない“もったえない”精神がある」とお話いただきました。食材を大事にする気持ちで、今後も新たなヒット商品やメニューが誕生していくんだろうなと思いました。

レストランなんどき牧場
住所 茅ヶ崎市今宿1024
TEL  0467-83-2775
http://nandoki.co.jp/

8月29日(木)

・取 材 先:「iL CHANTI CAFE 江ノ島」はなまた めぐみ様
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、江ノ島島内のサムエルコッキング苑のすぐ近くにある、「iL CHANTI CAFE江ノ島」さんにお邪魔してきました。店内とウッドデッキスペースどちらからも、海を眼下に望むことができる、オーシャンビューカフェです。お邪魔した日は、真夏の暑い日でしたが、ウッドデッキのお席は、日除けがあるのと、風が気持ちよく抜けて、とても快適でした。
カフェと言っても、驚くほどにお料理の種類が豊富で、たくさんの藤沢産食材を用いられていることが大きな特徴です。お米は無農薬栽培の藤沢産コシヒカリ、藤沢産の小麦「ゆめしほう」を使って作られたパン、藤沢長後産海ぶどう、藤沢育ちの地鶏「ふじさわ軍鶏」、野菜、お豆腐など、たくさんの藤沢産が揃います。

特に、「地産地消プレート」がオススメです。その名の通り、地場産食材だけで構成される完全オリジナルのメニューです。9月中旬頃からのスタートに向けて、現在プレートの内容を企画中ということですが、地産地消プレートでは、魚介やお肉、野菜、スープ、お米やパンなどが楽しめるそうです。地産地消プレートは、地元のファンも多いそうですが、観光客の方にも人気があります。「藤沢には海の幸、山の幸、こんなに美味しい産物があるということを知っていただきたい」という思いもあるそうです。

スウィーツでは、地域のお店とのタイアップ展開をして開発した「アイスクリームパン」があります。藤沢産利用推進店でもある、辻堂東海岸にあるパン屋さん、「ムギナミベーカリー」さんとのコラボレーションしたデザートで、ブリオッシュパンにアイスクリームを挟んだものです。実際、パンとアイスを一緒に口にふくむと、冷たい&温かい感覚が一瞬でやってきます。見た目も可愛いアイスクリームパンです。

季節の旬が味わえるお店です。ぜひお出かけください。

iL CHANTI CAFE 江ノ島
住所 藤沢市江の島2-4-15
TEL  0466-86-7758
http://www.yyjam.com/cafe

8月22日(木)

・取 材 先:「muginami BAKERY」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、辻堂サーファー通りに面し、湘南工科大学向かいにあるパン屋さん「ムギナミベーカリー」さんにお邪魔してきました。お店をスタートして15年目を迎えられています。パンは、国産小麦のモチモチとした食感が美味しい!と評判です。店内には、ベーグルやピザ、食パン、マラサダ、手作りのケーキ、焼き菓子なども並びます。

ムギナミベーカリーさんで使用されている藤沢産食材は?
主に、藤沢市獺郷のニコニコ農園さんや、善行の駅前直売所八○八さんの有機野菜を使用することが多いということです。旬の野菜で作る「季節の野菜のピザ」が人気です。私が伺った日は、ナス、おくら、いんげん、トマトが乗って、色鮮やかなピザに焼き上がっていました。その他、サンドイッチにも野菜がたっぷりです。季節によっては、ほうれんそうやにんじん入りのベーグルも登場するそうです。
この他にも、辻堂で採れたはちみつで作る、「湘南はちみつマドレーヌ」もあります。小ぶりな可愛いマドレーヌなので、ちょっとした手土産やお子さんのおやつにちょうど良いお菓子です。

地元の食材を使用されている理由として、近くに美味しい食材があればそれを使いたい!というお話がありました。生産者の方と顔が見えるお付き合いを大事にしながら、安心で美味しい食材を使われているということです。

ムギナミベーカリーさんのパンはもちろんお店でもいただけますが、毎月第2日曜日に、辻堂海浜公園で開催されている「辻堂ローカルマーケット」にも出店されています。青木さんご自身がイベントの運営に携わっていらっしゃいます。ぜひ、ムギナミベーカリーさんのパンを味わいにお出かけください。

muginami BAKERY
住所 藤沢市辻堂東海岸1-10-18
TEL 0466-33-8832

8月15日(木)

・取 材 先:「神山果樹園」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、湘南台駅の東口から歩いて7,8分程のところにある「神山果樹園」さんにお邪魔してきました。駅からも程近い住宅街の中に広がる果樹園で、すぐお隣には湘南台小学校があります。

神山果樹園さんで栽培されている果物は?
まずは、ここから収穫の最盛期を迎える梨と葡萄です。梨の品種は、8月中旬からは幸水、8月下旬から豊水、この2つはよくご存知の方も多いでしょう。そして、9月に入ると秋月、10月からは新品種となる「かんた」が出てきます。梨は、10月中旬頃まで販売予定です。
そして、葡萄です。8月中旬から藤沢生まれで、大きな粒が魅力的な「藤稔」が9月上旬まで収穫予定だそうです。今回、私がお邪魔したのは先月7月のことでしたが、実際に生育中の「藤稔」を見せていただきました。既に粒がまん丸で大きくて、今にも食べられそうな感じでした。きっと、まさに今頃、収穫のタイミングになっている頃です。
葡萄は、緑色のシャインマスカットも人気です。シャインマスカットは8月下旬から9月下旬頃が美味しい時期ということです。
この他にも、8月下旬からは林檎、10月には柿、赤い果肉が特徴で糖度が非常に高いキュウイと続きます。

神山果樹園さんの直売所へぜひお立ち寄りください。
8月中の営業時間は、午前9時から午後5時まで。(8月15日はお休み)
駐車場がありますので、お車での来店も可能です。

神山果樹園
住所 藤沢市湘南台5-18-3
TEL 0466-77-4062

8月8日(木)

・取 材 先:「藤沢長後産 海ぶどう」黒澤様
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、小田急線長後駅から徒歩10分程のところにある「藤沢長後産海ぶどう」の生育ラボにお邪魔してきました。
生産者の黒澤さんは、沖縄の名産物、海ぶどうを、長後で作れないだろうかと、1年程前から生育にチャレンジされてきました。「日本大学 生物資源学科」の先生からアドバイスをいただいたり、沖縄県の宮古島の海ぶどう生産者から苗を提供していただりと、いくつもの繋がりがあって、現在のように出荷できるまでに至っています。ご自身のアイディアをなんとかしたい!という想いを、実際に実現されているのは、黒澤さんの、そのみなぎるパワー、行動力があってこそだなと思います。
ただ、ここまでくるには、大変なご苦労もされています。特に、昨年末から今年にかけての冬は、海ぶどうの生産にはまさに試練の毎日でした。沖縄とは違う気候の中、海水の温度が25度以下にならないように、床にホットカーペットを敷き詰め、常に温度に細心の注意を払い、苗が越冬しました。ここから、夏場は、生産がより盛んになる時期ということですから、期待が高まります。

<藤沢市内で海ぶどうが食べられるところは?>
藤沢長後産の海ぶどうは、市内のレストランでお料理として提供が始まっています。
新・江ノ島水族館隣にある「iL CHANTI BEACHE」
江ノ島島内にある「iL CHANTI CAFE江ノ島」
藤沢駅南口、小田急湘南GATE3階フードコート内にある「海ぶね」
藤沢駅南口より徒歩7分程、イタリアンレストラン「リベロ」
長後駅東口の踏切近くにある「農村かふぇ ハレルヤ」などです。

<味わいは?>
磯の香りがして、プチプチした食感がたまりません。更には、「藤沢長後産海ぶどう」の特徴である茎のシャキシャキとした食感も味わえます。
上に挙げた飲食店では、この海ぶどうにちょっとアレンジを加えて、色々な食材と合わせているので、ワンランク上の海ぶどう料理が楽しめそうです。
ぜひ、皆さんも召し上がってみてください。

藤沢長後産 海ぶどう
https://greencabia.com/

8月1日(木)

・取 材 先:「フルーツパーク長後」井上さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、小田急線長後駅西口から徒歩7分程のところにある果樹園、「フルーツパーク長後」さんにお邪魔してきました。
シーズンは5月下旬の梅「じゅうろう」の収穫から始まり、ここからの時期は梨「高麗」や「幸水」など、そして8月お盆の頃かお盆過ぎた頃には葡萄の「藤稔」、8月後半から「クイーンニーナ」などの品種も収穫時期に入ります。ハウスの中では、8月20日頃から、皮ごと食べられる「シャインマスカット」、8月中旬から「ゴールドフィンガー」、8月下旬から「サニードルチェ」などの葡萄も出てきます。梨、葡萄の生育ですが、今年は梅雨が長く、日照時間が極端に少なかったことから、例年に比べて少し成長がゆっくりとのお話でした。でも、まさにシーズンインということで、「フルーツパーク長後」さんの直売所も既にOPENしています。
そして、秋もまだまだ収穫が続きます。洋ナシ、柿、それぞれ品種も豊富に揃うということで、楽しみですね。

<果樹栽培への想い>
「自分が食べて美味しいものを作りたい」というコンセプトのもと、常に、もっと美味しく、より安全なものを作りたいという思いで、果樹栽培と向き合っていらっしゃいます。
井上さんは、新たしい品種へも積極的にチャレンジされています。満足いく仕上がりになるまでには、育て方や特徴を掴むのが簡単ではないそうです。試行錯誤しながら、時に失敗も経験しながら、毎年色々なことに挑戦されています。
お邪魔した当日も、試作しているところと、「ポポー」というフルーツを見せてくださいました。「ポポー」は、かつては一般的に栽培されていたそうですが、現在日本では取り扱う農家がほとんどなく「幻のフルーツ」とも言われています。味はマンゴーとバナナをミックスしたようなまろやかな味わいということです。もしかしたら、あと数年すると、フルーツパーク長後さんで、ポポーの収穫が始まるかもしれません。期待していたいと思います。

フルーツパーク長後
住所 藤沢市下土棚578
TEL 0466-43-5868
https://kajyuen.com/WordPress/

7月25日(木)

・取 材 先:「ふじさわ軍鶏」千葉さん、木川さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、小田急線長後駅から徒歩15分程のところにある「ふじさわ軍鶏」さんの養鶏場にお邪魔してきました。
「ふじさわ軍鶏」は、新しいブランドです。元フランス料理のレストランで支配人をされていた千葉さんが、地産地消の食材でフルコースを作りたい!という思いから始まりました。もう一人の木川さんも、畜産に関わるのは初めての経験ということでした。

<養鶏の特徴>
「ふじさわ軍鶏」は、できるだけ自然に近い形で飼育されている点、そして餌にも特徴があります。養鶏場にある桃の木から落ちたその桃を食べたり、雑草を食べたり、あるいは藤沢産の野菜の葉や湘南小麦、近くのお蕎麦屋さんで出た鰹節などが餌になります。まさに藤沢・長後で育ち、藤沢産のものを食べて育った地鶏です。

<味わい>
味の特徴としては、肉質がしっかりしていて、コクがあり、油は甘味があります。
現在は、江の島の「iL CHANTI BEACHE(イルキャンティビーチェ)」さん、鵠沼海岸の「佛蘭西料理(フランス料理) 名古屋」さんで提供されています。

ご自分で調理をしてみたいという方がいらしたら、個人で直接購入することも可能ということです。
お問い合わせは、こちらへ
ふじさわ軍鶏(ヒンジス地産品ショップ)
TEL 045-864-2246
http://fujisawa-shamo.com/

7月18日(木)

・取 材 先:「Bistro辻庵」小川シェフ
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢産利用推進店の中から、「Bistro辻庵」さんにお邪魔してきました。
お店の場所は、辻堂駅西口から徒歩2分程、階段を登った2階にあります。店内は、落ち着いた雰囲気で、のんびりお食事がいただけそうな、とても居心地が良い空間が広がっていました。

「Bistro辻庵」さんで扱う藤沢産食材は?
まずは季節ごとの旬の野菜です。野菜は、藤沢市獺郷で野菜を育てている「にこにこ農園」さんのものを使われています。農薬や化学肥料に頼らない「にこにこ農園」さんの野菜作りに共感されて、野菜仕入れることになったとのことです。
そして、藤沢産として、豚肉、やまゆりポークもご紹介いただきました。癖のない赤味のお肉で作るあらびきハンバーグ、肩ロースを用いた手作りチャーシューなどで、そのお肉をいただくことができます。
また、相模湾で捕れたシラスは、ペペロンチーノやシラスを乗せて焼き上げたシラスと青ネギのピッツァとして提供されています。

小川シェフから「生産者さんは同じスタッフ、チームの一員だと思っている」というお話がありました。生産者さんとの繋がりをとても大事にされているお店です。

藤沢産がおいしくいただけるお店、「Bistro辻庵」さんでは、様々な催しも行われています。
日により、シニアデイや2人ペアで来店すると割引が受けられるペアデイなど、お得な情報も見逃せません。Bistro辻庵さんのホームページやFacebookは要チェックです!
ぜひ皆さんも美味しいお料理をご堪能ください。

Bistro辻庵
住所 茅ヶ崎市浜竹3-3-33ルナ茅ヶ崎2F
TEL 0467-84-6884
http://tsujian.club/menu.html

7月11日(木)

・取 材 先:「居酒屋 湘南茶屋」 松雪さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢産利用推進店の中から、湘南台駅西口から徒歩5分程のところにある、「居酒屋 湘南茶屋」さんにお邪魔してきました。店内にお邪魔すると、ちょっと懐かしい気持ちになる昔ながらの居酒屋さんという感じで、居心地の良い空間が広がっていました。
そして、入口近くで出迎えてくれたのは、可愛い3羽のふくろうたちです。ふくろう専用の部屋があり、その中で大人しくジーッと私を見つめてくれていました。ガラス越しすぐ近くでふくろうを見ることができるテーブル席が、一番人気のお席だそうです。ふくろうを見ているだけで、とても癒されました。ちょっと疲れたなとか、一人で飲みたいなとか、そんな気分の時にも、ぴったりじゃないかなと思いました。

「居酒屋 湘南茶屋」さんで扱う藤沢産食材は?
まずは、藤沢産やまゆり牛の牛もつです。もつは、臭みがなく、うまみたっぷりで、ぷりぷりしているところが特徴的です。お店自慢の牛もつは、名物のもつ鍋や、もつ焼き、くし焼き、もつポン酢などのお料理でいただくことができます。その他にも、朝採れのキャベツやレタス、キュウリ、トマト、大根など、季節毎の旬のお野菜を積極的に取り入れていらっしゃいます。
このように、地元の食材を使用することで、生産者さんとの顔が見えるお付き合いができて、地域交流にも繋がっているというお話もありました。

湘南茶屋さんでは、日本酒や銘柄焼酎など、お酒の品揃えも豊富です。
気さくなスタッフの方と、可愛いふくろうが皆さんをお待ちです。ぜひお立ち寄りください。

居酒屋 湘南茶屋
住所 藤沢市湘南台4丁目1?22
TEL 0466-44-6522
https://shonanchaya.owst.jp/

7月4日(木)

・取 材 先:「シオサン食堂」  オーナー塩塚さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、辻堂の浜見山交差点近くにあるお弁当屋さん、「シオサン食堂」さんです。
先月6月21日に、リニューアルオープンを迎えたばかりの新しいお店です。それ以前は、ダイニングレストラン「マッシュエプー」さんという名前で営業されていたので、場所をご存知の方もいるかもしれません。今回のリニューアルで、これまでの店内で食事をするお店から一変して、お弁当をお持ち帰りできるお店として生まれ変わっています。

「シオサン食堂」さんのお店で扱う藤沢産食材は?
藤沢産や地元で採れた野菜です。野菜は、塩塚さんご自身で仕入れをされています。採れたての新鮮さと、生産者の顔が見える野菜は安心そのものです。
また、野菜はお弁当に彩りを添えるのに大活躍! 実際にシオサン食堂さんのお弁当はどれも彩り豊かできれいです。女性ファンが多いのも納得です。

お弁当の中では、特に「特性タルタルのチキン南蛮弁当」が大人気です。
手作りのこだわりのタルタルソースをつけるチキン、これは絶対味わってみたい一品です。
その他、「鶏のからあげ弁当」、「チキンのエスニック煮込み弁当」、「サバの竜田揚げゆず醤油弁当」などが揃います。お値段はどれも、ひとつ税込600円とリーズナブルでした。
ご注文でまとまった数のお弁当やオードブルなどもご用意があります。
ぜひお気軽にお問合せください!とのことです。

シオサン食堂
住所 藤沢市辻堂5-20-19
TEL 0466-86-7515

6月27日(木)

・取 材 先:「ON THE PIG’S BACK」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、県立辻堂海浜公園の近くにあるパスタやお肉料理がいただけるお店、「ON THE PIG’S BACK」さんにお邪魔してきました。
東京の青山でイタリアンレストランを開いているオーナーシェフの吉田さんが、今から2年程前に、辻堂の地にお店をOPENされました。辻堂サーファー通りに面したお店の前には、可愛らしい豚のモニュメントが置かれていてとても目立ちます。

「ON THE PIG’S BACK」さんのお店で扱う藤沢産食材は?
藤沢産の豚肉、「湘南ポーク オリーブプレミアム」や地場産野菜などです。
どれもシェフの吉田さんが自ら美味しいと感じたという厳選された食材を用いています。
中でも、「かながわブランド」として認定されている、「湘南ポーク オリーブプレミアム」は、きめ細かくやわらかい肉質と甘みのある脂質がバランスよく、豚肉本来の素材の味が美味しいと評価を得ているお肉です。お店では、名物のミートソースやハンバーグ、グリルなどでいただくことができます。

「湘南ポーク オリーブプレミアム」入りのハンバーグのお味は?
豚肉100パーセントでつなぎを使用していないハンバーグは、お肉がぎっしり詰まっていて、まさに、これぞお肉!といった味わいでした。外側のカリカリっとした絶妙な焼き具合と、香辛料の良い香りもあり、最高に美味しかったです。皆さんにオススメしたい一品です。

藤沢産を使われる理由は?
宮城ご出身の吉田さんにとって第二の地元である藤沢のものを、地元の方にもっと知ってもらいたい、食べてもらいたいという思いでお料理を作られているというお話でした。それが料理人としての使命だと仰っていたこともとても印象に残りました。

お店では、ヨガイベントやママ向けのイベント、音楽ライブなど、楽しい企画も満載です。
ぜひお出かけください。

ON THE PIG'S BACK
住所 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-10-2
TEL 0466-86-5785

6月20日(木)

・取 材 先:「iL CHANTI BEACHE」小坂 直人様
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、片瀬西浜沿い、新江ノ島水族館の隣にある「イルキャンティ・ビーチェ」さんにお邪魔してきました。全席オーシャンビューで海を眺めながらお食事がいただけるとあって、観光客や地元の方々でいつも賑わっている人気店です。

「イルキャンティ・ビーチェ」さんのお店で扱う藤沢産食材は?
旬の野菜、藤沢産の軍鶏(しゃも)、豚肉などです。
野菜は、シェフ自ら、「JA湘南 わいわい市藤沢店」などに足を運んで仕入れをされているので、採れたての新鮮なものをいただくことができます。
中でもオススメの1つとして、今年も年明けからお店で使用されていたという佐藤果樹園さんのトマト、フルティカの魅力と美味しさをご紹介いただきました。
ここからは夏の野菜で、茄子やズッキーニ、パプリカなどもお料理でいただけます。

こうしたこだわりの野菜は、実際にお客様からも「野菜も美味しい」という声をよくいただくそうです。お肉やパスタなどの主食が美味しいのは当たり前、副菜である野菜を美味しいと言ってもらえるのは本当に励みになる!と小坂さんが仰っていました。

ぜひ皆さんも藤沢産食材を求めて、イルキャンティ・ビーチェさんにお立ち寄りください。

iL CHANTI BEACHE
住所 神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目20-3
TEL 0466-26-0234
ホームページ

6月13日(木)

・取 材 先:「MUDDLE.」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市石川にある「MUDLLE.」(マドル)さんにお邪魔してきました。
藤沢やその近隣地域で産まれたものや製造・加工されたものを使った地産地消カフェです。
ランチやお茶が楽しめる他、地元のアーティストの方や作家さんなどが作った雑貨、近隣の障がい者通所施設で製造されたパン、地場産野菜や食品なども販売されています。
平成29年2月にオープンして以来、ご近所の方はもちろんですが、駐車場が広いこともあって、車でお越しになるお客様も多いということです。

<お店で扱う藤沢産食材は?>
お米「きぬひかり」、豚肉「やまゆりポーク」、旬の地場産野菜などです。
メニュー表には、藤沢産食材が入ったメニューがたくさん並んでいました。
野菜やフルーツが入ったお店の看板商品マドルカレーに、やまゆりポークの味が楽しめるしょうが焼き定食、紙カツ定食、その他、ホットドッグ、ソース焼きそば、おにぎりセット、エビピラフ、ミートスースです。

<藤沢産のこだわり>
何でも揃う藤沢の特徴を活かして、メニューを作りたいということで、藤沢産にこだわっていらっしゃいます。藤沢産には、新鮮さと味の美味しさがあり、身近なところで作られている愛着も加わって、さらに美味しく感じるというお話でした。

営業時間は、平日と祝日の午前10時から午後4時30分。ランチは午前11時から午後2時まで。
バリアフリーでどなたでも安心してお食事やお買い物ができるお店です。
ぜひ皆さんもお出かけされてみてはいかがでしょうか。

MUDDLE.(マドル)
住所 神奈川県藤沢市石川1-31-3
TEL 0466-52-6648
ホームページ

6月6日(木)

・取 材 先:「White Room Udon-ya」オーナー 長井 良成様
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢駅南口より徒歩4分程のところにある「White Room Udon-ya」さんです。
コシのある香川のうどんと利尻昆布を使った手作り出汁が人気のお店です。
うどん屋さんですが、店内はナチュラルな椅子やテーブル、カウンターにオープンキッチン、そしておしゃれな音楽もかかっています。まるでカフェのような素敵な空間が広がります。お子様向けの椅子や絵本なども置かれていて、お子様連れのお客様への配慮もあります。お店は2階にありますが、エレベーターでそのまま段差なく2階に上がれるということで、ベビーカーでも安心してご利用になれます。お母さん方はもちろん、ご年配の方やディナータイムに一人でお酒を飲みにいらっしゃるという方も多いそうです。

「White Room Udon-ya」さんのお店で扱う藤沢産食材は?
まずは藤沢産野菜です。お店では、天ぷらやサラダ、ピザ、かき揚げなどに用いています。
今回、「湘南野菜たっぷりかき揚げ」を試食させていただきました。春菊、玉ねぎ、にんじん、ごぼう、しめじなどが入ったかき揚げは、うどんの出汁につけて食べるのがポイントです。衣のサクサク感と野菜のシャキシャキ感がダブルで楽しめて、とても美味しくいただきました。
野菜の他に、その日に獲れた地魚をお刺身で提供されています。

お料理を通して、「地元に貢献したい」というオーナーの想いを感じることができるお店です。
ぜひお立ち寄りください。

White Room Udon-ya
住所 藤沢市鵠沼橘1-3-16 サンプラザ鵠沼橘 2F
TEL 0466-90-4909
ホームページ

5月30日(木)

・取 材 先:「JAさがみ わいわい市藤沢店」 副店長小野さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は藤沢市亀井野にある「JAさがみ わいわい市藤沢店」さんにお邪魔してきました。
アクセスは、電車ですと六会日大前駅から徒歩13分程のところにあります。駐車場が広いため車でお越しになる方も多いお店です。
お邪魔したのは先月、平日の午後3時頃ですが、店内は多くのお客様で賑わっていました。一番お客様が多い時間帯は、お店がOPENする午前9時30分から午前中で、朝イチバンに、その日に採れた野菜や卵をお求めになる方が多いそうです。

「JAさがみ わいわい市藤沢店」さんのお店に並ぶ藤沢産食材は?
新鮮な野菜や果物、そのほか、お米、肉、水産品、花、農産加工品、乳製品、お惣菜、和菓子、洋菓子、パンなど、とても種類が豊富です。
商品は、市内の農家の方や生産者の皆さんが、その日の朝に直接持ち込まれるということで、新鮮そのもの! また、商品には生産者のお名前が書かれているので、どこのだれが作ったものなのか知ることができる安心感もあります。お客様の中には、「この生産者さんの野菜が良い」というように、生産者のファンもいらっしゃるそうです。

まさに、市内の台所のようなお店でした。
今はトマトが美味しい時期で、色鮮やかなトマトが種類もたっぷりあります。
ぜひ皆さんも、直接、お店でチェックされてみてください。

JAさがみ わいわい市藤沢店
住所 藤沢市亀井野2504
TEL 0466-90-0831
ホームページ

5月23日(木)

・取 材 先:「ぬくもり畑」浅香 万希子さん
・リポーター:原田ちえこ
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「ぬくもり畑」の浅香さんは、現在、農業を始めて4年目を迎えられた新規就農者さんです。
今回、お邪魔したのは、藤沢市遠藤にある約600坪の畑です。とてもきれいに整えられていて、キジの鳴き声も聞こえて、自然豊かで心地良い畑でした。

「ぬくもり畑」というネーミングは、野菜を食べた方に、温かい気持ちになってほしいという思いで名付けられたそうです。農業をスタートしたきっかけは、アレルギーのあるお子さんのために、自然のままの安心な野菜を作りたいことだったそうです。そんなお子さんを想うお母様の気持ちが、今は直売所やレストランを通して、消費者の方に「ぬくもり」が届けられています。

<「ぬくもり畑」さんの農業の特徴は?>
農薬や化学的なものを使わない無農薬・有機栽培です。野菜を食べたお客様からは、「雑味のない自然の味わいがする。優しい味わいがする」とお声をいただいているそうです。
実際に、私も畑でイチゴを食べさせていただきました。そのお味は、優し~い甘みで、作られすぎていない本来のイチゴの味がしました。1粒1粒を大事にいただきたいなという気持ちになりました。

<直売所はこちら>
小田急線善行駅の西口、ロータリーに面したところにある理美容店、「サロンゆう」さんの店頭です。火曜日が定休日で、その他臨時休業の場合もありますのでご了承ください。
ここからの時期は、スナップエンドウ、きぬさや、じゃがいもなども出てくる予定ということです。ぜひ、直売所を覗いてみてください。

<ホームページもチェック!>
日々の野菜の生育状況や畑の様子をホームページに綴られています。
とてもマメに更新されていますので、ぜひホームページもチェックしてください。

ぬくもり畑
ホームページ http://ぬくもり.com/

5月16日(木)

・取 材 先:「まるほ農園」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、農業を始めて4年目を迎えられた新規就農者さん「まるほ農園」、北條さんにお話を伺ってきました。お邪魔した畑は、市内の打戻にあります。こちらの畑は、当初は木や雑草が生い茂り、まるで林のような森のような状態だったそうですが、まずは土地の開墾から作業を始めて、現在では、一年を通して野菜を生産できる畑となっています。

「まるほ農園」さんの農業の特徴は?
農薬はもちろん、肥料も使わないという自然栽培です。草や虫の管理など大変なことも多い農法ということで、本当に毎日が体力勝負だそうです。一方で、畑と日々向き合っていくことで、元気ももらえている!と北條さんは仰っていました。農業に真剣に向き合い、笑顔いっぱいの北條さんのお姿に、こちらまで元気をいただきました。

北條さんは、以前は市内で小学校の先生をされていたということです。その経験も活かして、現在は、福祉法人の事業所の方や 地域の方との関わりなどにもとても積極的です。また、教え子の皆さんが手伝いに来てくださることもあるそうです。地域の方や色々な人が集まる畑にしていきたい!と今後の想いも教えてくださいました。

<直売所はこちら>
北條さんの作る野菜を食べてみたいなと思われる方は直売所へお出かけください。
ここからの時期は、スナップエンドウや、もう少しすると夏野菜のナスやピーマン、きゅうり、トマト、ズッキーニなども出てくるということです。
●鵠沼海岸、「太陽の家入口」交差点すぐ近くの福祉コミュニティカフェ「亀吉」
●辻堂元町にある社会福祉法人「創」
●城南にある「エコモ」で毎月1回、第3日曜日に開催される「野菜市」 など

ぜひ皆さん、直売にお立ち寄りいただき、新鮮で安心な野菜を味わってくださいね。

5月9日(木)

・取 材 先:「たこ屋き 風天」矢口さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、テイクアウトのたこ焼き屋さん「たこ焼き 風天」さんをご紹介しました。お店の場所は、小田急線藤沢本町駅から徒歩7分程のところです。
以前は、全く違う業種のお仕事をされていたという店主の矢口さんが、11年程前に奥様とお二人でお店を立ち上げられ、今や地域の皆さんに愛されるお店となっています。
風天さんのたこ焼きの特徴と言えば、中に入っている大きなタコと外はカリカリ、中はふわふわの食感、そして厳選された食材にあります。

<藤沢産食材は?>
まずは、たこ焼きには欠かせない食材の1つ、小麦粉です。藤沢で育った小麦粉を約2割、生地に使用しています。使い始めた当初から、水に溶けやすく、甘みも出て、たこ焼きとの相性が良かったということで、藤沢産の小麦は、お店にとってなくてはならない食材になっているようです。
その他、シラスや鵠沼魚醤、野菜ではネギやキャベツも使われています。野菜は、奥様のご実家の八百屋さんから仕入れたり、亀井野にある「JAさがみ わいわい市藤沢店」などに出向いたり、新鮮な野菜を選んでいるとのことです。

<地域密着のお店>
風天さんは、市内のイベントやお祭りにも積極的に出店されているので、見かけたことがあるという方も多いかもしれません。例えば先月は、鵠沼運動公園で行われた「鵠まつり」、今月5日には、白旗神社でたこ焼きの振舞いもされました。
この他にも、市内のイベントや町内のお祭りなどにもよく出店されていますので、ぜひお立ち寄りください。

たこ焼き 風天
住所 藤沢市藤沢5丁目1-1

5月2日(木)

・取 材 先:「トマトハウス神崎」
・リポーター:原田ちえこ
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藤沢市立石にある「トマトハウス神崎」さんにお邪魔しました。
「トマトハウス神崎」さんでは、トマトやキュウリなどの野菜の他、ブドウやナシといった果樹の生産もされています。
今回は、その中でも今ちょうど旬を迎えているトマトについて詳しくお話を伺いました。
トマトを栽培しているハウスの中には、ずらっと約500鉢の樽が並びます。その樽の中でトマトを育てる樽栽培という方法で、水分を制限しながらストレスを 与えることで、甘さを引き出します。この樽栽培と、「みそら」というトマトの品種の相性が良く、美味しいトマトが生まれているとのことです。

実際に、その樽栽培で育ったトマトのお味は?
今回、特別にハウスの中で完熟したトマトを味見させていただきました。ジューシーで、甘みが強く、その甘さとトマトの酸味のバランスがちょうど良い、とても美味しいトマトでした。
食べ方は、生でそのまま食べるのがオススメと教えていただきました。

トマトの収穫は、樽栽培で育てられたトマトは5月下旬頃まで、その後は路地栽培のトマトが7月下旬までです。このゴールデンウィーク期間が、まさに出荷がピークを迎えています。
販売している農産物はほぼ全て前日か当日の朝採りです。新鮮なものをいただけるというのも直売所のメリットです。

<直売所のご紹介>
小田急線善行駅から徒歩10分程。国道467号線沿い、立石2丁目交差点付近にあります。
営業日は、収穫物があるうちは基本的に毎日営業しています。時間は、午前10時に開店し、売り切れ次第終了となります。収穫量が日によって違うため、午前中で終了になる日もあるそうです。
ぜひ皆さん、お早めにお出かけください。

トマトハウス神崎
住所 藤沢市立石1-3
TEL 090-1032-9783

4月25日(木)

・取 材 先:「ヤマダバタケ」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、市内の新規就農者さんを訪ねてきました。
藤沢市西俣野に畑がある、「ヤマダバタケ」さんです。
北海道で美味しいとうもろこしに出会ったことを機に、美味しい野菜を作りたい!と思い、農業の勉強をされました。そして、今から3年程前に市内で新規就農者として農業をスタートされたそうです。

<山田さんの農業の特徴>
お話を伺っていて、毎年新しいチャレンジをされていることがカッコイイと思いました。
例えば、今年から土の改良のために、植物性のたい肥を使い始めたり、ミニトマトの栽培も始めたり、毎年の経験を経て、どんどん新しいことを取り入れられています。
さらに、今後は農地の拡大と、販路も広げて、より多くの方に野菜を届けていきたいとお考えです。
ご自身で立てたハウスが台風で壊れてしまったこともあったそうですが、ご自身の手で修理し、ど
んどん前を向いて進んでいらっしゃいます。
このように、積極的に農業と向き合っている姿がとても印象に残りました。

<野菜の紹介>
この時期、「ヤマダバタケ」さんの畑で育っている野菜は、枝豆やとうもろこし、レタス、玉レタス、カブなどがあります。その中でもオススメの野菜ということで、“白いとうもろこし”をご紹介いただきました。その味は、甘みがあって、採れたては生で食べてるのがとても美味しい!とのことです。白いとうもろこしの収穫は、6月頃予定とのことです。楽しみにしていたいと思います。

山田さんが丹精込めて育てた野菜は、市内では、亀井野にある「JAさがみ わいわい市藤沢店」や、毎月第2土曜日に開催されている「ふじさわ元気バザール」などに並びます。
ぜひ皆さんにも味わっていただきたいと思います。

ヤマダバタケ

4月18日(木)

・取 材 先:「ビストロ・ボン・グー・コクブ」
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、小田急線長後駅 東口より徒歩2,3分のところにある、本格フレンチレストラン、「ビストロ・ボン・グー・コクブ」さんにお邪魔してきました。
フレンチの経験豊富なシェフの国分さんがお店を開き、今年で13年目を迎えます。ランチタイムから気軽にコース料理がいただけるとあって、とてもファンが多いお店です。

<お店で使用している藤沢産食材は?>
まずは、海の産物ではシラス。そして季節を感じられる旬の藤沢産野菜があります。この野菜の一部は、長後にある畑で、シェフご自身が収穫もされているということでした。その収穫物の1つに、「デストロイヤー」と呼ばれるジャガイモがあります。正式名は「グラウンド・ペチカ」といいますが、皮が紫色で、ところどころ白くなっているところがあり、まるでマスクをかぶった顔のように見えることから、デストロイヤーと呼ばれるそうです。
今回、このジャガイモをお土産にいただいて、私も家で茹でてみました。その味わいは、国分さんが仰っていたとおり、サツマイモのような栗のような食感と味で、甘味もあり、とても美味しかったです。
その他にも、長後産のはちみつと、梅酒の梅も扱われています。
どの食材も、シェフが厳選したものです。ぜひお店で味わっていただきたいと思います。

本格フレンチがいただけるお店ですが、普段どおりの服装で、肩肘張らず、お食事をお楽しみいただけます。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

ビストロ・ボン・グー・コクブ
住所 藤沢市長後675-1 2階
TEL 0466-43-2780
HP http://www.bongoutkokubu.com/index.html

4月11日(木)

・取 材 先:「さとう果樹園」 佐藤さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市亀井野にある「さとう果樹園」さんにお邪魔してきました。
栽培している品種は、葡萄では、藤稔(ふじみのり)、竜宝(りゅうほう)など。
梨は、幸水、あきづきなどです。
葡萄と梨は、夏の出荷に向けて、ちょうど今、準備を進めている時期ということでした。

<トマト栽培>
そして、今回、今から4年前に新たな取組みとしてスタートしたという、トマト栽培の様子を拝見してきました。ビニールハウスの中にお邪魔すると、たくさんのトマトが、美味しそうに育っているところでした。
溶液栽培という方法で、水を制限しながら育てたフルーツトマトの品種は「フルティカ」です。
今回特別に、その場でトマトを摘んで、食べさせてもらいました!
その味わいは・・・?
本当に甘くて、本当にトマトなの?と思う程。ジューシーで、もう何個でもパクパク食べられる!というぐらいの美味しさ!忘れられない味です。

<さとう果樹園さんのトマト栽培のこだわり>
「果樹園ならではの質の高いトマトを作ること」
「とにかくおいしいものを作ること」
「お客さんに食べて喜んでもらえること」
その想いがたっぷり込められた美味しいトマトをぜひ皆さんにも味わっていただきたいです。
さとう果樹園さんの直売所の場所は、善行駅西口から六会方面に徒歩10分程。目印は、「藤沢乗馬クラブ」の向かいです。このほか、「JAさがみ わいわい市場藤沢店」でも販売があります。
さらに、市内のレストランでも、こちらのトマトを味わうことができます。
新・江の島水族館近くにあるイタリアンレストラン、「イルキャンティビ-チェ」では、シェフが調理したトマトをいただくことができます。

さとう果樹園
直売所住所 藤沢市善行 5-14

4月4日(木)

・取 材 先:「藤沢 喜びの里」 花沢店長
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市駅南口から徒歩すぐのところにある、和食居酒屋、「藤沢 喜びの里」さんにお邪魔してきました。ランチの開店の午前11時から夜まで、途中休むことなく営業しているので、お昼ご飯を召し上がる方はもちろんですが、昼飲みや宴会などで利用される方も多いお店です。

<お店で使用している地場産食材は?>
まずは、腰越にあるお豆腐屋さん、鈴木豆腐店さんの手作り豆腐です。こちらのお豆腐は、シンプルに冷ややっこでいただいたり、お店の名物でもある「黒おでん」でいただいたりできます。コクのあるお豆腐の味わいが美味しいと評判です。
こちらの、「黒おでん」には、時期によって、藤沢産の大根や新玉ねぎなど使われます。おでんの味がしみこんだ野菜はオススメです。
この他に、旬のお野菜として、今の時期は春キャベツを、夏野菜では、きゅうり、トマトなどもいただけます。
さらに、この時期、特にオススメなのが、山菜のてんぷらです。ふきのとうやタラの芽のてんぷらは、季節を感じることができる人気メニューです。

<地産地消への想い>
藤沢市ご出身の店長は、「藤沢産食材を用いることで、藤沢の街を活性化させたい!」とお考えです。

ぜひ、「藤沢 喜びの里」さんにお立ち寄りください。

藤沢 喜びの里
住所 藤沢市南藤沢22-2 春日ビルB1
TEL 0466-24-7499
HP https://yorokobinosato.owst.jp/

3月28日(木)

・取 材 先:Lohengrin 古谷さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市内で約8年前に新規就農者として新たに農業をスタートされた、ローエングリンの古谷さんにお話を伺ってきました。
お邪魔した大庭にある畑のすぐ隣には、引地川親水公園があります。また、この大庭の畑の他に、市内の北部に位置する葛原の畑でも、野菜を育てていらっしゃいます。

<古谷さんの農業の特徴は?>
1つ目は、有機栽培であることです。「野菜も人の体を構成する一部なので、体に良いものを届けたい」という想いで有機栽培を続けられています。
2つ目は、野菜の色・カラーを大事にされているということです。実際に、お邪魔した畑には、ピンク色の葉っぱがきれいなイタリアの野菜、「トレビス」が植わっていました。その他、夏野菜として、ミニトマト、ピーマン、オクラなども色々なカラーのものを育てられています。

<色にこだわっているのは?>
色がきれいな野菜を見た方が、笑顔になったり、野菜が苦手なお子さんが食べられるようになったと聞いたりすると、「やっててよかった」という気持ちになるとのお話でした。まさに古谷さんが農業を始めた理由として仰っていた、「人の役に立ちたい」という想いが、実現しています。

<野菜の直売所>
Lohengrinさんのこだわりの野菜を食べてみたいと思われた方は、市内の大庭にある「エコモ」さんや、辻堂元町の浜見山交差点近くにある「るる湘南」さんのお店にぜひお立ち寄りください。但し、収穫状況によっては、古谷さんの野菜が並ばないこともありますので、ご了承ください。

3月21日(木)

・取 材 先:金子養鶏場 金子さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市内にある唯一の養鶏場、「金子養鶏場」さんにお邪魔してきました。
昭和39年に開業して以来、ご夫婦二人三脚で養鶏場を営まれています。
かつてから比べると、数は減っているというお話でしたが、昔ながらの開放鶏舎で、現在1,385羽を飼育されています。

金子養鶏場さんの大きな特徴は?
まずはご夫婦お二人で、1羽1羽、丁寧に管理をされているということ。そして、もう1つは餌にあるというお話でした。添加物が入っていない餌を使用していて、卵の色付けなどもしていません。そして鶏が飲む水は、養鶏場内にある地下水を使用します。

卵の味わいは?
こだわりの飼育方法から生み出される金子さんの卵は、「一度食べると、他の卵では満足できなくなる」とおっしゃる方が多く、本当に美味しいと大評判です。
実際に、卵を割ってみると、白味と黄味がなかなか混ざらないなと感じる程、しっかりしています。その卵を混ぜ合わせて、アツアツの白いご飯にかけて食べる「卵かけご飯」は絶品です。

卵は、市内の打戻にある金子養鶏場さんの敷地内にある直売所で販売されています。直売所には、朝とったばかりの生みたて卵やご主人が育てた野菜も並びます。直売所は、基本的には毎日、午前7時頃から午後6時頃まで営業しているとのことです。(営業日時は変更になる場合があります)。
その他、「JAさがみ わいわい市藤沢店」などでもお求めいただけます。
安心で新鮮な金子さんの卵を、ぜひ味わってみてください。

金子養鶏場
住所 神奈川県藤沢市打戻3235
TEL  0466-48-2709

3月14日(木)

・取 材 先:寿司政 山口さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、湘南モノレール「湘南江の島駅」の鎌倉口を降りた目の前にあるお寿司屋さん、「寿司政」さんにお邪魔してきました。
創業は60年程前です。山口さんは2代目店主ですが、それ以前も、お爺様が魚屋さんを営んでいたそうで、地元の魚のことを知り尽くしているお寿司屋さんです。
店内は、カウンター席とテーブル席があり、お邪魔したのは、平日のお昼を少し過ぎた時間でしたが、お客様がのんびりとランチを楽しんでいらっしゃいました。そして、奥にはお座敷のお部屋がありました。小さいお子様連れの方などはお座敷をご案内することが多いそうです。ひとりやグループでの利用はもちろんですが、家族でも安心してお寿司をいただける、とてもアットホームな雰囲気です。

「寿司政」さんで使用している藤沢産食材は?
地元江の島の「浜野水産」さんが、漁で捕ったシラスやワカメ、メカブ。その他、漁の網にかかった魚などです。3月11日に漁が解禁されたばかりのシラスは、これから徐々に入ってくる時期です。
お店では、例えば、生シラスは、握りや煮物で、釜揚げしらすは、サラダや酢の物で、
今が旬のワカメは、お味噌汁や酢の物などでいただくことができます。
また、その日の漁によって、捕れる魚は違うということですが、カマスやコハダなどを仕入れた日には焼き魚にしたり、イワシが捕れた日は天ぷらにしたり、それぞれの魚にあった調理をしていただけます。
地場産の魚介類を使用する理由として、“鮮度が良いということ”。さらに、“安定して消費する店があるというのは漁師さんにとっても安心だと思う”という店主の想いがありました。お店と漁師さんのこうした関係があってこそ、美味しい魚、お寿司がいただけるんですね。

ぜひ地場産のシラスやワカメ、魚を味わいに「寿司政」さんにお出かけください。

寿司政 
住所 神奈川県藤沢市片瀬3丁目14?39 
TEL  0466-22-3889

3月7日(木)

・取 材 先:御菓子処 丸寿 岡崎 秀一さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市羽鳥にある「御菓子処 丸寿」さんにお邪魔してきました。
店主で和菓子職人の岡崎さんが1つ1つ丁寧に、手作りで仕上げた御菓子が並ぶお店です。

<丸寿さんで使用している藤沢産食材は?>
1つ目は、辻堂の「中野養蜂園」さんで採れた蜂蜜です。この蜂蜜を用いた、「湘南はみちつカステラ」は大人気商品の1つです。季節によって花の種類が違うことから、蜂蜜の香りが、春は柑橘系、夏は香ばしさがあるということで、カステラの味わいにも季節で違いがあるそうです。
私もこちらのカステラをいただきました。しっとりとしたカステラ生地の食感と、鼻にふーっと抜けるほんのり甘い蜂蜜の香りが、同時に楽しめて、とても美味しかったです。
2つ目は、藤沢産の完熟トマトを使った焼き菓子、「トマトの恋」です。こちらも人気の商品で1年中いただくことができます。
この他にも、神奈川県産商品として、小田原の果樹園で栽培されたミカンや湘南ゴールドなどのフルーツを、なんと丸ごと1個大福の中に入れたというフルーツ大福もあります。

地産地消の商品をたくさん開発されているアイディアマンの店主岡崎さんに、御菓子の魅力は何ですか?とお尋ねしました。「御菓子の包みの中に笑顔を入れられるように、笑顔同封。この気持ちを大事に御菓子作りに励んでいる」とのことです。
笑顔に溢れた「御菓子処 丸寿」さんにぜひお立ち寄りください。

御菓子処 丸寿
住所 神奈川県藤沢市羽鳥3丁目20?9
TEL  0466-36-7938
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~meisan/j13.html

2月28日(木)

・取 材 先:湘南ファーム 桜井 義輝さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市遠藤にある「湘南ファーム」さんにお邪魔してきました。

肥育頭数は、私がお邪魔した遠藤にある牛舎では約300頭です。その他、市内の葛原、打戻、茅ヶ崎市と伊勢原市にある牛舎を合わせて、現在約1,800頭で、神奈川県内で最大級の規模となっています。
湘南ファームさんでは、毎日、牛の健康管理を第一に考えて、牛が風邪をひいていないか体温を測ったり、時には獣医さんに見てもらったりと、その日の牛の状態を注意深くチェックされています。また、毎晩夜11時頃には、牛舎を回り、起き上がれなくなった牛はいないかなども確認しているそうです。
毎日の管理は、本当に大変な作業だと思います。そんな中、少しでも作業効率を上げようと、牛舎には新しいシステムが取り入れられていました。例えば、重機が使いやすいように整備をしたり、餌やりのホッパーを導入したり、牛が歩き回れるスペースを確保したりと、昔ながらの牛舎とはかなり違ったものでした。
このように新しいチャレンジをされている湘南ファームさんですが、特に、今後も畜産業が途絶えないように、より発展させていきたいという強い想いをお持ちです。私たちも、藤沢産や神奈川県産のお肉をいただくことで、地元の畜産業の継続と、今後の発展を応援していけたら良いなと思います。
湘南ファームさんの牛肉、「湘南和牛」や「やまゆり牛」、「さがみ牛」などは、藤沢市遠藤にある牛肉専門店「肉のさくらい」さんで直接お求めいただくことができます。ぜひ、お店にお立ち寄りください。

湘南ファーム
住所 神奈川県藤沢市遠藤3210
TEL  0466-87-7781
https://www.29-sakurai.com/

2月21日(木)

・取 材 先:須田牧場さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、藤沢市石川にある「須田牧場」さんにお邪魔してきました。
昭和28年から牧場をスタートし、現在は約75頭の乳牛を飼育されています。

<須田牧場さんの大きな特徴> 
1つ目は、娘牛(むすめうし)と言う出産する前の牛を北海道へ預けていることです。北海道の広大な土地でたくさん運動をして、粗飼料を十分に得た牛は、丈夫で健康寿命が長い牛になるということです。
2つ目は、循環型農業をされていることです。牛糞を畑や田んぼの肥料として使用し、畑で採れたとうもろこしや、稲作で出たワラなどを牛の餌に用いる、この循環を続けられています。

<おいしい藤沢産>
牛から絞った牛乳は、直接販売はされていませんが、牛乳メーカーを通して市場に出ています。
また、田んぼでは、完全無農薬のお米「合鴨米」を作られています。合鴨は、6月初旬に田んぼに放ち、8月初旬までの約2カ月弱の間、田んぼにもぐったり、足をぴょこっと出したり、元気に駆け回るそうです。高倉中学校の境川近くにある田んぼには、毎年、そのかわいらしい様子を見に来るギャラリーもいるそうです。

「合鴨米」は、数量に限りはありますが、「JAさがみ わいわい市藤沢店」にてお求めいただけます。無農薬のお米「合鴨米」をぜひ召し上がっていただきたいと思います。 

須田牧場
住所 藤沢市石川4084

2月14日(木)

・取 材 先:柿右衛門農園 柿田 よしたかさん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、「柿右衛門農園」の柿田さんにお話を伺ってきました。
農業をスタートしてから今年で5年目を迎え、現在は、市内10箇所の畑で野菜を育てています。
以前は サラリーマンをしていたという柿田さんですが、有機栽培で育った野菜の美味しさに、驚き、感動したことをきっかけに、農業をスタートされました。

<柿右衛門農園さんの特徴>
農薬や化学肥料を使わない有機栽培にこだわって、ミネラルと微生物を入れた土壌づくりにも力を入れています。特に虫対策のための夏の草刈りや畑の管理は、暑い中での作業で大変だそうですが、野菜を食べた方の「おいしい」の声が励みになっているというお話でした。
また、ご自身と奥様が「おいしい」と思う珍しい野菜も作っていらっしゃいます。ご紹介いただいた中で、まるでカツオだしのように美味しいダシが出るという「かつお菜」というお野菜が、特に気になりました。「かつお菜」の収穫は秋以降ということで、楽しみにしていたいと思います。

「自分で育てた野菜から種を採り、その種からまた野菜を育て、それを食べていただくという循環が農業の魅力」と仰っていたのがとても印象に残りました。

柿右衛門農園さんでは、「旬のお野菜セット」をご自宅にお届けするサービスがあります。
詳しくは、「柿右衛門農園」さんのホームページから直接、お申込み、お問い合わせください。

柿右衛門農園
https://www.kakiemonn.com/

2月7日(木)

・取 材 先:出田農園 いでた にしきさん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、4年前に市内で農業を始めた新規就農者、出田さんにお話を伺ってきました。以前は花の栽培をされていたという出田さんが、食べて美味しいものを作りたいということで、農業をスタートされました。できるだけ化学肥料を使わずに、安心な野菜を育てたいという思いで、現在、市内の3箇所の畑で野菜を育てていらっしゃいます。
畑の場所は、石川、大庭、葛原(くずはら)にあります。縦に長い藤沢市では、同じ市内でも、多少気温差があるということで、寒さに強い野菜を北部で育てているそうです。これまでのこの4年間で、野菜が寒さにやられてしまったり、台風で倒れてしまったり、天候に悩まされたことも多く、毎年毎年の経験を、翌年に活かしているというお話でした。

<出田農園さんの直売所>
お店には、ミニ大根、ブロッコリー、白菜、ホウレンソウ、プチヴェール、菜花、芽キャベツ、じゃがいもが並んでいたんですが、どれも市場価格ということで、50円~200円程と、とてもお買い得なお値段で驚いてしまいました。
その中から、私は、少し春を感じるお野菜、芽キャベツを選びました。お店の方に、「芽キャベツはコンソメ味のスープに入れると簡単だよ」とアドバイスをいただいたので、早速家で作ってみました。鍋にかけると、あっという間に柔らかくなって、芽キャベツスープが完成!温かいスープで美味しくいただきました。

出田農園
住所 藤沢市稲荷520(湘南藤沢地方卸売市場)
TEL  090-6504-6739(直売所の営業日時は、不定期です。お出かけ前にお問い合わせください。)

1月31日(木)

・取 材 先:居酒屋 和食の店まるま
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、小田急線善行駅 西口から徒歩1分程のところにある「居酒屋和食の店 まるま」さんにお邪魔してきました。
いわし料理を専門に、その他、毎朝、片瀬漁港から仕入れたお魚料理がいただけるお店です。
もともと福島県の海産物問屋の娘さんだったというおかみさんが、30年程前に立ち上げたお店で、今では息子さんも店長としてお店に立たれています。

<地魚が美味しい!>
今の時期、片瀬漁港から仕入れる魚で美味しいものは?
サバやカマス、ホウボウ、カワハギ、マコウダイ、イカなどです。その日にあがった魚を仕入れるので、毎日同じ魚が入るわけではないそうですが、それもまた「今日は何の魚があるかな?」と、お店を訪れる楽しみの1つだなと思いました。
イワシも時期によっては、相模湾で捕れたイワシをいただくこともできます。その他、日本全国から厳選して美味しい産地のものを仕入れているので、イワシ料理はいつでもいただけます。

「まるま」さんは、来月3月10日(日)、片瀬漁港にて開催予定の「みなと春まつり」に出店されるということですので、こちらにもぜひお立ち寄りください。
まさに地産池消を詰め込んだ藤沢ならではのお店でした。

居酒屋 和食の店まるま
住所 藤沢市善行1-29-5
TEL  0466-84-4776

1月24日(木)

・取 材 先:漁師の店 堀川網 葉山一郎さん
・リポーター:原田ちえこ
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藤沢市本鵠沼にお店を構える「漁師の店 堀川網」さんにお邪魔してきました。
今回、平日の日中にお邪魔したのですが、さすがに大人気のお店ということで、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。
お話を伺った葉山さんは、根っからの漁師さんです。中学生の頃にはもう船に乗って漁を始めていたということで、海のこと、しらすのこと、魚のことを熟知されています。

「堀川網」さんのお店で扱うものは、ほとんどが藤沢産です。
ふわふわで無添加の「窯揚げしらす」、そして、旨み豊かで肉厚な「湘南はまぐり」の他、魚の干物、地場産野菜などが並びます。

<しらすのこだわり>
お店の奥にあった大きな機械で、しらすの窯揚げを独自製法で仕上げています。しらすをレーンに乗せて、水分をとり、乾燥させ、こうした工程を経て仕上がったものを冷蔵庫に入れて、一晩寝かしてからパックに詰めます。その1つ1つの工程には、こだわりが詰まっています。一例ですが、しらすを洗う時、真水で洗うとしらすの肌が荒れるので、塩水を作って洗うなどです。これまでの度重なる研究の成果や長年の経験を活かして、手間暇かけて「窯揚げしらす」を作っていらっしゃいます。今回改めて、「堀川網」さんの「しらす」の美味しさに、納得しました。

「しらす」は、市内の小学校給食で子どもたちにも親しまれています。給食で食べた!と言って、お子さんがお母さんと一緒にお店に足を運んでくれたり、ここ数年は特に、お子さん連れのお客さんが増えたと実感しているそうです。
笑顔あふれる、まるごと地産池消のお店でした。ぜひ皆さんもお出かけください。

漁師の店 堀川網
住所 藤沢市本鵠沼 3-11-37
TEL 0466-36-9636

1月17日(木)

・取 材 先:ベーカリー・ブラウン 岡野鉄平さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、無添加で手作りにこだわったパン屋さん、「ベーカリー・ブラウン」さんにお邪魔してきました。場所は、藤沢市宮原(みやばら)、中里小学校の近くにあります。
パン屋さんをOPENして、もう33年。地域の方はもちろん、市外から訪れる方もいらっしゃるということです。

ふわ~っとパンの香りに包まれた店内には、食パンや総菜パン、サンドイッチなど、作りたてのパンが並べられていました。シンプルなパンが多いなという印象だったのでお尋ねすると、「パンは毎日食べてもらうものだから、毎日食べても飽きないパンを作るように、心がけていらっしゃるんだそうです。

<ベーカリー・ブラウンさんで使用している藤沢産食材>
例えば、レタスやトマト、キュウリ、パセリ、ブルーベリーといった野菜や果物をサンドイッチに持使用したり、材料の一部として藤沢で収穫された小麦など用いたり、積極的に活用されています。
特にサンドイッチは野菜の新鮮さが大事!ということで、地元産が良いのだそうです。
お話を伺った店主の岡野さんは、藤沢ご出身です。農家のお知り合いも多いことから、周辺の畑で採れた野菜を仕入れることが多いということです。

<地産地消の発信地>
岡野さんは、「地元の食材を使用できることは、作り手としての喜びです!」と仰っていました。その新鮮さと美味しさを知っているからこそ、長年、使い続けていらっしゃるのだと思います。
また、地場産食材は流通にコストがかからないことも、お客様になるべくお手頃な価格でパンを提供することに役立っているということでした。

こうした手作りのパンは、お店ではもちろんですが、JAさがみ わいわい市藤沢店他各店、JAさがみ緑化流通センター売店内の「ごしょみーな」などでも販売されています。ベーカリー・ブラウンさんのパンを見かけたら、ぜひ味わってみてください。

ベーカリー・ブラウン
TEL 0466-48-8373

1月10日(木)

・取 材 先:にこにこ農園 井上さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、市内の獺郷(おそごう)にある畑、「にこにこ農園」さんにお邪魔してきました。
畑には、大根、ルッコラ、ミズナ、長ネギなどの野菜が寒さに負けず、元気に育っていました。

にこにこ農園さんの農業の大きな特徴は3つあります。
1つ目は、農薬や化学肥料を使わない有機農業であること。どなたにでも安心して土に触れてもらいたいとの思いから、有機にこだわっていらっしゃいます。
2つ目は、地域で採れる有機物、例えば落ち葉などを畑に使用していることです。使用していくうちに、徐々に土が良くなっている実感があるというお話でした。
3つ目に、就農支援への取り組みです。神奈川県で行われている就労支援の実習先として登録をされていて、私がお邪魔した当日も、実際に農業体験にいらしている方の姿がありました。

このように有言実行という言葉がぴったりの井上さんに、今後の夢も伺ってきました。
近い将来、育てた野菜をすぐに食べることができる「食堂」をオープンさせることとのことです。
人が集う場所を作り、雇用も創出したいという思いを語ってくださいました。とても素敵な夢ですよね。私たちも、「にこにこ農園」さんの野菜を食べることで、その活動を応援していけたら良いなと思います。
野菜の配達についてのお問い合わせは、下記へお願いします。

にこにこ農園
TEL 090-1059-4849
https://www.nikoniko-nouen.com/

1月3日(木)

・取 材 先:野菜の秋葉 秋葉 豊さん
・リポーター:原田ちえこ
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今回は、今から10年程前に新規就農者として農業をスタートされた、秋葉さんの畑にお邪魔してきました。
もともとは会社勤めで、オフィスワークをしていた秋葉さんですが、「人の役に立ちたい」という思いから農業を始められ、現在は、複数の畑で年間を通して野菜を生産されています。

<農業の魅力・今後の想い>
「人や社会に必要とされているという実感が持てること」と、「農業は、気象条件や土の状態などで、毎年違うことが起きるので、常に新鮮にのぞめて、飽きないことも楽しい」とお話いただきました。

現在は、農業の魅力を伝えるため、これから農業を始めたいという方を応援する側にも回っていらっしゃいます。既に、畑には研修生を迎えています。思い描いている農業の未来に、確実に進んでいらっしゃる秋葉さんの姿がありました。

こうして生産者の方の農業や地産地消への想いを知った上で野菜をいただくと、その1つ1つを大事に味わいたいという気持ちになり、より一層美味しく感じられることと思います。
生産者の顔を見て、声を聞くことで、「おいしい藤沢産」が生まれるんだなと実感しました。
ぜひ皆さん、今年も、たくさんの藤沢産野菜を食べて、元気に過ごしましょう。

「野菜の秋葉」 秋葉 豊さん